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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月15日、祇園祭宵々山で賑わう京都に行きました。 建仁寺の講堂天井に描かれた双龍図を観た後、正門を出て振り返れば 高台寺の五重塔が見える小路へ。 これぞ京都!という風景なのですが、意外と観光客が少ない穴場です。 ![]() この小路の一角に、木版画を沢山飾った家がありました。 ![]() お土産やさんとはちょっと違う雰囲気。 「営業時間 朝起きてから夜寝るまで」の文字に惹かれて覗いてみることに。 ![]() 手摺りのハガキやメモ帳、便箋、木版画が所狭しと置いてあります。 ![]() 値段はどれも高くありません。 ![]() 夢二の木版画も ![]() 図鑑「蘭花譜」の原画もありました。 ![]() ここは「市村一房堂」。 木版画・摺り師のお宅でした。 ご主人の市村さん。 ![]() 版木が多いほど多色刷りになります。 その工程を示したもの。 ![]() 市村さんは江戸時代の浮世絵も現代の木版画も摺る摺り師です。 浮世絵といえば広重や北斎などの絵師の名前だけが知られ、 彫り師、摺り師の名前は殆ど表に出ることはありません。 「絵師、彫り師、摺り師が揃って初めて一枚の芸術作品ができるのに 絵師の名前だけが有名になるのは不公平ではありませんか?」 と尋ねたら、 「それでええんです。私ら摺り師は職人。芸術家ではありませんのやから」 日本の職人気質を目の当たりにした気がしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月23日(最終日) ツアーの最後にみごとな姿を表した四姑娘山!(向かって左の一番高い山) 右に並んでいる山々は、 順に三姑娘山、二姑娘山、太姑娘山です。 ![]() 巴郎山峠(4500m)に向かう途中、すぐ目の前のトラックが故障。 道路の真ん中で立ち往生してしまいました。 横をすり抜けるほどの幅もなく、次から次と来たバスやトラックで 道路は渋滞するばかり。 私達も車を降り、すぐには直りそうもないトラックに 「中国のことだ。もしかしたら一日中ここで立ち往生かも・・・」と囁きあっていました。 そして30分。 しびれを切らした別のトラックが大胆にも強行突破開始。 横をすり抜け始めました。 ![]() トラックとトラックの間はわずか数センチ。 というか、後ろはほとんどくっついてる! 誘導する方も運転する方も必死です。 ![]() 強引にすり抜けて行ったトラックに思わずみんなで拍手。 次は私たちのバス・・・。 優秀ドライバーの「董さん」は難なく成功させました。 この時もみんなでパチパチ! (後続の車はみんなこうしてすり抜けていった・・・?) ![]() ヘヤピンカーブをバスは4500mまで登ります。 ![]() 3日前は雨で見つからなかった「黄色いケシ」が この日は朝陽を受けて輝いていました。 ![]() ![]() ![]() 成都で見た「四川劇」 顔につけたお面が瞬時にして5回も6回も変わります。 まるでマジック! お面が変わるたびに観客席から「オー!」という歓声が。 劇の最後、素顔になったと思ったら、その瞬間またお面をつけていました。 この技は「一子相伝」の奥義なのだとか。 ![]() ![]() <追 記> 体力勝負の9日間でした。 精神的にもタフじゃないと中国の山奥は旅行できない・・・と心底思いました。 「ここは中国よォ」 ツアー中、仲間の間で頻繁に交わされた言葉です。 生活習慣も感覚も日本とはまったく違う。 戸惑ったり、感心したり。 だからこそ旅行は病み付きになるのかも・・・。 つたない旅日記にお付き合いくださいましてありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月22日 似たような花と風景の写真でスミマセン。 二度と来れないだろうなと思うと、ついつい何枚も撮ってしまうのです。 ![]() ![]() アズマギク ![]() ホタルブクロに似た花 ![]() ![]() 見事に開墾された段々畑、 そこにへばりつくように建てられたチベット族の日干しレンガの家々、 そこで暮らす人々、 ・・・想像を絶します。 ![]() <追 記> 標高3000mを超えると高山病の症状が出てきます。 (中には高山病の方で敬遠する鉄の男、鉄の女もいますが) その余病対策 ◎ 水を大量に飲む」 (ペットボトルを常に手に持ち、20~30分置きに飲む) ◎ トイレを我慢しない (たとえトイレがニーハオトイレでも) ◎ 腹式深呼吸を意識して行う (携帯酸素ボンベよりこちらの方がよっぽど効果あり) ◎ 空気が薄くなるとバスに乗っていても眠たくなるが眠らない (眠ると呼吸が浅くなって余計高山病になりやすい) ◎ 大声で喋らない、笑わない (やっちゃいました) ◎ アルコール類は飲まない (守りました) それでも高山病にかかったら・・・ 大丈夫! 翌日は軽くなり、慣れていきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月22日 「天国もこんなんとちゃう?」 関西のオバチャンが感心したように叫びました。 あたり一面、白や黄色や紫の花、花、花・・・。 悪いなァと思いつつ、踏みながら歩くしかありません。 ![]() ![]() 馬が放牧されていて、の~んびり、ゆ~ったり草を食べていました。 動物大好き! フラフラと惹きつけられパチリ、パチリ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 花の名前はわからないけど、タイトルをつけるとすれば「合唱」 ![]() 「挨拶」 ![]() 「六姑娘草」 ![]() <追 記> うっとりするくらいきれいなお花畑が続く4000mの高地ですが、 実は足元のあちこちに馬の糞とヤクの糞が・・・。 それこそぼってりと落ちています。 寝転んで撮る時は特に要注意! 目の前にどっかりと落ちていた!なんてこともありました。 気をつけてはいたのですが、とうとう靴の先が糞の中に入ってしまい、 後で一生懸命洗い、何とか見た目は元に戻ったのですが、 八戸に帰った際、真っ先に飛び出してきたポッチ~は まず靴の匂いに反応したのでした。 クンクン・・・。 ナンだ? この奇妙な匂い。 初めてだゾ。 敵か・・・? それからしばらくは、この靴を履くたびにポッチ~は匂いをかぎにやってきました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月22日 四姑娘山(スークーニャンシャン)は、ヒマラヤの東側に位置する6250mの山。 四姑娘山の他に三姑娘山、二姑娘山、大姑娘山の四つの峰が並んでいて、 パンダを虎から守って死んだ四人姉妹の伝説から、女神の山と呼ばれ、 崇められています。 この日のトレッキングは4300mの稜線まで登り、そこから四姑娘山を仰ぎ見る というものでした。 ![]() 私達は重装備ですが、地元の人達はピクニック気分。 この地点で3500mくらいありますが、こんな高さの所で みんな平気で飛んだり跳ねたり! 青息吐息の私達は驚いてしまいました。 ![]() 馬に乗っていく人もいます。 ![]() 花のベストシーズン! 百花繚乱! ![]() トラノオ ![]() ![]() ステレラカマエヤスメ 日本の花屋さんで売られてる「ランタナ」にそっくり! ![]() ![]() <追 記> 大姑娘山(タークーニャンシャン・5025m)で高山病になり、キャンプを離れ、 馬に乗って下りてきたという大阪の女性と途中出会いました。 なんと3300mまで下りるのに馬で4時間! 「馬なんて乗ったことないのがいきなり4時間やろ。 太ももがすごい筋肉痛やねん。 馬を下りてからしばらく歩けへんかったわ。 馬に乗るのも大変や。 下りの時は前のめりになるし、上りの時は体がそってしまう。 馬には一生分乗った。もうええわ」 話してる間ずっと、この人は太ももをさすっていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月21日 昨日の標高4500m巴郎山峠の続き。 チベット教の祈りを捧げる所です。 白や青、赤、緑の布切れが掛けてありますが、太陽や大地を表すとか。 いたる所にこの布切れが掛けてありました。 ![]() ここは高山植物の宝庫。 ただ、残念なことに中国人ガイドさんが花の名前に詳しくなくて、 「これ、なあに?」と聞いても、「私は知りません」 ![]() リュウキンカ ![]() ![]() ??? ![]() サクラソウ ![]() ??? ![]() <追 記> 九寨溝・黄龍を訪れる観光客の9割は中国人。 そして日本人と台湾人、韓国人が1割ほど。 不思議なことに、欧米人の観光客を一人も見かけませんでした。 写真を撮るのが好きなのは中国人も日本人も同様ですが、 花の写真を撮るのはもっぱら日本人。 ガイドさんが「中国人は漢方薬になるのには夢中だけど、花には興味ないね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月21日 パンダ保護センター近くのホテルからバスに揺られて3時間。 4500mの巴郎山峠に着きました。 ![]() ![]() あいにくの小雨で、あたり一帯霧の中。 ![]() コバイケイソウの群生 ![]() なんと道路のすぐそばに・・・ブルーポピー! ![]() ヒマラヤの山地に咲くブルーポピーが、ここではバスでいとも簡単に見られるのです。 ![]() おまけに赤いポピーも! ![]() 青いケシも赤いケシもいやになるくらいありすぎて、最初の興奮はどこへやら。 ぜいたくな話ですが、「またかいな」の連発でした。 ![]() <追 記> 確かにいとも簡単に見られる青いケシですが、写真を撮るのは大変です。 ファインダーを覗いている間どうしても息を止めてしまいがち。 そうするとシャッターを押した後、激しい息切れとめまいに襲われます。 空気が薄いせいです。 大きく深呼吸をして、またファインダーを覗くのですが、何秒もしないうちにまた息切れ。 「もう一枚」と思っても手は振るえ、息は苦しく、思うように撮れませんでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月20日 臥龍動物保護区にあるパンダ保護センター入り口。 靴を消毒してから入場します。 ![]() 飾り物ではありません。 生きてます。 ![]() ここには約50頭のパンダが保護されていて、ひねもす笹の葉を食べたり、 寝転んだり、好き勝手し放題の、人間からみれば羨ましいような暮らし。 一瞬、「次に生まれてくる時はここのパンダ!」と思ってしまいました。 ![]() 生まれたては100~150gとか。 保育器の中の手前の薄ピンクがパンダの赤ちゃん。 ![]() その赤ちゃんが5ヶ月も経つとこれこのとおり! 「パンダの赤ちゃんを200元(3000円)で抱っこできます!」と中国人ガイド。 「高い!」と文句を言ったら、「パンダは中国の宝ですッ!」と一喝されました。 連れてこられたのはなんと体重30キロのパンダ。 ヘタに抱っこしようものなら私の方が潰れてしまいそう。 しかたなく隣に座らせたのですが、写真を1枚撮ったところで 係りの男の人が「ハイ、そこまで!」。 その間わずか2分。 なんだか釈然としない気分でした。 でもパンダは可愛らしかった! 「ウキャーウキャー」って鳴きながら、もっとここに居たいってしぐさをしたんですよ。 毛はタワシみたいに固かった。 ![]() 飲む・・・ ![]() 寝る・・・ ![]() たれさがる・・・ ![]() 長老パンダ どうしてわかるかって? クフッ・・・よ~く見てください。 ![]()
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月19日 石灰で出来た棚田で有名な黄龍は九寨溝から130km離れたところにあり、 標高3,100m。 一番の見所は3,850mの高さにある「五彩池」。 ここまでの4.2キロを3時間くらいかけて歩くことになります。 ![]() 3、000mを越すと息切れ、頭痛、動悸が始まります。 苦しくなれば携帯酸素ボンベを使って酸素を吸うのですが、これが気休め。 50元(700円)もしたのに効果はさっぱりでした。 息は苦しく、頭痛は止まず、文字通りの難行苦行です。 ![]() 木道の脇で咲いていたアツモリソウ。 ![]() ![]() 「駕籠屋」が大勢いて、入り口から頂上まで乗せていってくれます。 80分間で400元(5600円)。 軽い人ならいいのですが、どうみても80キロ以上はありそうなお客さんを乗せている 駕篭かきを見ると気の毒になってしまいました。 それに急坂の連続。 慣れた仕事とはいえ、どの駕篭かきも顔は真剣そのものです。 あとで聞いた話では、乗る方も転げ落ちないように常に緊張とか。 見た目ほど楽ではないようです。 ![]() 掃き溜めに鶴! チベット族の女性です。 観光客の写真用の女性かと思ったらそうではなく、黄龍を観に来た人でした。 横顔で残念!正面はもっと美人だったのに・・・。 ![]() 頂上までまだまだ・・・。 いよいよ息切れ激し・・・。 ![]() 着いた! これが五彩池! このコバルトブルー! 薄いブルーと濃いブルーのグラデーション! 息を呑むとはこのこと・・・。 ![]() ![]() ![]() <左クリックで画面を大きくしてどうぞ> <追記> 中国の人はタフ。 頂上までの道をサンダルや革靴、それにスーツやワンピース姿で平気で登ります。 一方私達日本人は頭から足元まで登山スタイル、手にはストック。 かなり違和感がありました。 中国の人は写真好き。 撮影ポイントは押すな押すなの順番待ちです。 しかもみんなタレント並みにポーズを決めたがるので時間がかかることかかること。 待ちきれなくて、隣に立ったら「×○※→×△▼!!」 (多分「こら、どけ!」) と怒られました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月18日 九寨溝は、四川省(中国の西南。チベットに近い)の省都・成都の北400kmに 位置する秘境。 湖沼と渓流、瀑布が50kmにわたって連なった世界自然遺産です。 数年前NHKで放送され、日本でも一躍人気観光コースに。 ただし、ここにたどり着くまでがもう大変。 途中の山道で崖崩れが発生したお陰で、バスが足止め食らうこと2時間半。 結局、成都からバスで16時間かかり、九寨溝のホテルには夜中の11時過ぎ 到着しました。 でもこれはまだ幸運な方。 飛行機で九寨溝まで飛んだものの、天候不良で下りられずそのまま成都へ 逆戻り。そこで10時間待ち、九寨溝に着いたのは夜中の2時というグループや、 超渋滞に巻き込まれ一夜を山道で過ごし、翌朝4時にホテルにたどり着いた グループもありました。 とにかく中国の田舎を旅行するには、一に体力、二に体力、三四がなくて 五に忍耐力です。 2つの川(清流と濁流)が合流するところに九寨溝があります。 ![]() 長海、九寨溝の最も奥にある最大の湖。標高3100m ![]() ![]() 樹正瀑布 ![]() 五彩池、鮮やかなコバルトブルー色。 上から見ると、コバルトブルーが丁度孔雀の羽の色のように・・・。 ![]() 中国はとにかくどこに行っても人・人・人・・・、行列、行列、行列・・・。 まるで東京駅の雑踏のような、近場で言えば八戸のお祭の時のような。 慣れない私は人に酔いました。 ![]() 珍珠灘、斜面をすべる水の飛沫が真珠のように見える。 ![]() 樹正群海 ![]() 水の中で樹木が育ち、草が生える不思議 ![]() ![]() <追 記> ツアーが始まって3日目、早くもお腹をこわしました。 中国料理の脂濃さのせい!(絶対、そう思う) トイレ探しに一苦労・・・。 明日は「黄龍」編を。 < 前のページ次のページ >
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