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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私の人生の最期もこんな風に迎えられたらいいなぁ。 決して悲壮感はなく、愛する家族に優しく、暖かく見守られながら、穏やかに逝く・・・。 ガン宣告を受けた父と遺される家族との最期の日々を 娘の砂田監督がカメラに収めた映画「エンディング・ノート」が素晴らしくいい! 主人公は、<仕事命>と公言する、化学メーカーの熱血営業マンだった砂田知昭さん。 専務まで務めて引退し、2年後に胃がんの宣告を受けました。 告知の半年後に死去。 享年69。 全てに段取りを取らないと気がすまない砂田知昭さんは、 自分の人生をきちっとデザインしておかないと家族が困るからと 死ぬまでにやらなければいけないリスト「エンディングノート」を パソコンに打ち込んでいきます。 to do list ① (葬式)式場の下見 ② 長男に引継ぎ ③ 気合を入れて孫と遊ぶ ④ 最後の家族旅行 ⑤ 自民党以外に投票してみる ⑥ 神父を訪ね、洗礼を受ける そして、妻に(初めて)愛してるという 残された短い時間でてきぱきと事を進めるその姿は、文字通りの終活。 重苦しさはまったくありません。 思わず笑ってしまうシーンも。 長男が枕元で砂田さんに言います。 「お父さんがパソコンに入れておいたリストが消えてしまってる」 すると危篤の砂田さんがベッドの中から 「そういうこともあるかと思ってコピーしてとっておいてあるから」 どこまでも段取り命の砂田さんです。 アメリカに住む長男の幼い孫達に会うのが一番の楽しみの砂田さんが 急遽帰国した長男一家に 「ベストコンディションで会いたかった」 ともらすシーンには こらえてもこらえても涙があふれて・・・。 笑いながら泣き、泣きながら笑ってしまう映画です。 そして、最後の最後、いよいよという時、 奥さんが「パパと二人きりにして」と家族に頼みます。 「私も一緒に逝きたい」と泣く奥さんに 砂田さんが最後の力を振り絞って「愛してるよ」。 「こちらこそ。パパがこんなにいい人だったとは。 ゴメンなさい。もっと優しくしてあげればよかった・・・」 長い人生の中で、 考えが合わず別居したこともあった二人ですが、 それでも人生の最後に愛していると言い合える二人の姿が 美しかった・・・。 年も押し詰まった2009年12月29日、 家族に見守られながら砂田さんは静かに逝ってしまいます。 コミカルにして軽妙、それでいて感動的な家族の記録ですが、 自分と重ねて見てしまうので、 観た後、胸に深く残るものがあります。 それが自分の最期についてであったり、 両親の、または祖父母の死についてであったり、 人それぞれではありますが。 八戸フォーラムでただ今上映中 (30日<金>まで)
by pocchi-8
| 2012-03-16 22:06
| 映画 & 舞台
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Comments(4)
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野の花
at 2012-03-17 10:33
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上映前から話題になった映画ですね。
御本人の意思がこれほどはっきりしていたから 娘さんも 記録しておきたいと思われたのでしょうね。 皆に一様に訪れる死期の迎え方・・・、考えねば・・・。 50代で逝ってしまった仲良しだった友も 残す二人の息子の行く末に しっかり道筋を付けて 旅立ちました。私には真似できないなあと思ったものです。 そろそろ身辺整理でもと思ってはいるものの ものであふれていて 踏ん切りがつかず、 私が亡くなった後 “エイヤッ”と全部捨ててもらおうかな。
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pocchi-8 at 2012-03-17 20:41
★野の花さま
東京では去年10月に上映になったみたいですよ。 自分の最期を考えておかなければいけない年齢になった ということよね。 尊厳死協会には数年前入りました。 意識もない時に無駄な延命治療は避けたいので。 お葬式は家族葬。 忙しい中、わざわざ人様にご足労かけるのもなんだし。 と、ここまでは考えているのですが、問題は家の中にある大量の 物の処分。捨てても捨ててもまた溜めてしまう悪癖があります(笑)。
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カコ
at 2012-03-17 22:04
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80代の方が、「片付けているのよ~家の中、でもね片付けは70代に終えなければ、体力がないのよ~だから段ボールにわんさかわんさかただ入れているだけ、いつかいつかと思いながらそのいつかは何十年たっても来ませんね。使っている食器、洋服、は毎度使い易い、着易いのばかり~」と、ごもっとも(*^_^*)
義姉は6年前、延命治療はしなくて良い、 臓器提供意思表示を、 家族葬、 お墓は御墓永代供養をして、時々思い出してくれればそれで良いし、忘れた時は仕方ないわ~ときっぱり! to do list 私の場合は「愛する人に見守られればそれで良いワ~」と言ったら、むせている人が、隣に居ます。(笑)
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pocchi-8 at 2012-03-17 22:34
★カコさま
「こんなのまで捨てないでしまいこんである!」なんて状況には なりたくない(笑)。 自分には思い出の品でも、家族から見ればゴミ・・・てなことに なりかねませんからねぇ。 お義姉さんの考えに賛成! 私もかくありたいです。 残るのは女房の方・・・というのが一般的では?(笑) ご主人にもぜひto do list書いていただいてください。
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