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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 年をとるとよくやっちまうのが勘違いと思い込みです。 今回の旅の平均年齢70歳。 最年長者78歳、一番の若手でも66歳のオバサン10人グループ。 東京から乗り換えてやってきた小田原駅で 改札口のバーが閉じてしまい、 仲間の一人が出られなくなりました。 駅員さん 「お客さん、乗車券は?」 仲間 「東北新幹線から乗り換える時、自動改札口から切符が出てこなかったです」 駅員さん 「そのまま出てきたんですか」 仲間 「バーが開いたもので・・・」 駅員さん 「そうすると切符は改札口の箱に残ってるわけですね」 仲間 「そうですよ。だって出てこなかったのだから」 駅員さん 「何時の新幹線でした?東京駅の改札口に連絡して 切符を探してもらいます。少し時間かかりますよ」 旅が始まったばかりというのに、早くもアクシデント! 切符を取らずに出てきたという仲間の話も要領をえず、 わかっていることは、 現在、乗車券を持っていないということ。 どれくらい足止めをくうのかしらん。 まいったなぁ。 駅員さんはすぐに東京駅に連絡の電話です。 トイレに行きたいといい出した4人がその場を離れ、 残った者は責める気はまったくないのですが、 ついつい切符を失くした仲間をじっと見ていました。 と、その仲間がゴソゴソと再度ひっくり返したバッグの中から 小さい袋を見つけ、 「あら、やだ、切符、あった!」 完全な思い違いです。 東北新幹線から東海道線に乗り換える時、 誰かとお喋りしていて、 しまい込んだことをすっかり忘れていたと思われ・・・。 夜は夜で、 一人が 「高血圧の薬を持ってくるのを忘れた!」 と大騒ぎになり、 ホテルに病院を紹介してもらって 薬を出してもらえとか、 ご主人に電話して宅急便で送ってもらえとか 考えられる限りの案が次々と。 妙案も浮かばないまま部屋に帰った夜11時過ぎ、 ケータイが鳴り、 「薬、あった!」 スーツケースに仕舞いこんだことを すっかり忘れていたのだそうで。 年を取るとはこういうことなんですねぇ。 数年先の我が身を見た気分 |||(-_-;)||| 翌日、紫陽花の箱根から河口湖へ 富士山と河口湖が同時に見られる!・・・そうな。 しか~し、 世の中、それほど甘くはありまっせんでした。 季節は梅雨。 早朝6時。 重たげな雲がど~んと 富士山の美姿を隠してしまい、 見えたのはてっぺんがちょびっと。 雲さえなければ、 眼前にどか~んと富士山です。 こんな大きな富士山を朝に夕に眺めながら 暮らせば、 人生観もきっと変わるはず。 周遊レトロバスを利用してまずは与勇輝(あたえゆうき)館へ。 館の前はラベンダーが広がった紫の海でありました。 与勇輝の人形が「徹子の部屋」で毎回使われていて、 黒柳徹子の左肩の棚に座っている、優しい妖精がそう。 「ごめん下さい」 お母さんにお使いを頼まれ、おそるおそる訪問先の玄関の格子を開けたところ。 その時の一瞬の緊張が女の子の表情に出ていて、 見た人がみんな「わかるよねぇ、この気持」。 人形は全て古い木綿布で作られていて、 人形の着物や小物等細部に至るまで全て与勇輝さんご自身の手で作るそうです。 ↓「チー坊、菊丸、八重、ゴン太」 4人の子ども達のしぐさ、表情からドラマが始まる・・・。 次はオルゴール美術館へ 女性受けのする美術館はどこも流行ってます(笑)。 からくり人形に合わせて巨大なオルゴールの演奏。 回るオルゴールの前ではフラワーアレンジメントの実演中。 これも女性好み。 いずれにしても男性は女性に引っ張られてくるわけですから。 外では噴水ショーに バラ園に 結婚式まで。 フランス人形のように可愛いお嫁さんでした。 二人の人生に、幸、多かれ! 最後は、みんなが行きたがった久保田一竹美術館。 「辻が花」は、安土桃山時代に隆盛を極めた絞り染めの一つでした。 しかし、江戸時代中期に、友禅の技法が普及していくと、 図柄の自由度や手間数の多さで劣る辻ヶ花は、急速に廃れ、消滅。 その幻の「辻が花染め」を復興させたのが久保田一竹(くぼたいっちく)です。 久保田一竹のセンスを最大限に生かした美術館は 2009年度ミシュラン観光ガイドで3つ星を獲得。 ↓これが正門 本館へと続くアプローチは 滝の流れにそって、 一竹好みの椅子や壷がさりげなく置いてありました。 奥が本館、手前が敷石の広場。 自生の赤松以外は すべて一竹の設計で植えられた木々だそうで。 一竹のプライベートルームだった部屋で お茶がいただけるようになっていました。 ここも一竹の美意識が貫き通された部屋。 美に関しては完璧主義者だったのではないでしょうか。 すべてに自分のこだわりを通した美術館です。 80連作「富士山」シリーズの中から。 靴を脱いで入ると、 豪華さと華やかさと渋さが渾然一体となった 内掛けが館内いっぱいに。 一枚作り上げるまでに一体どれほどの時間が・・・。 手仕事の極み、人間業のすごさを見せられた気がします。 着物の形を借りた、糸と針とで描いた見事な一枚の絵画です。 久保田一竹さんは10年前に亡くなられ、 現在は息子さんが2代目久保田一竹ですが、 実際の制作は工房のお弟子さん達が中心になっているとか。 6つ巡った美術館の中で 一番見ごたえがあったのはやはりここでした。 長々と書いた記事に 最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。 感謝、感謝。
by pocchi-8
| 2014-07-03 23:23
| 箱根・河口湖旅行
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Comments(10)
勘違い、思い込み・・・それから作り話もあります。読んでて愉快なこと。
駅員さんはテンヤワンヤでしょう。また東京駅へ「ありました」と電話せねば。 オルゴール美術館だけ行ってないなあ。 宝石博物館もあったでしょう。昔は甲府駅前にあったんです。 そのとき行きました。今は河口湖畔に引っ越してます。それはまだ行ってない。
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カコ
at 2014-07-04 14:00
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自分が忘れていることさえ、忘れてしまう!考え事をしていたり、思い込んでしまってたり、あります、あります。お友達同士だから、あれやこれやと手を尽くして下さるけど、夫婦だったら?我が家の場合ですけどーまず、口論になってしまうかと!
辻が花の富士山!美術品ですね。近くで見てみたいです。 この旅のプランニングは、ご自分達でなさるのですか?2日間で随分廻られたのでは?お気に入りに入れておこうと😍思います。
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norico268 at 2014-07-04 16:24
2泊3日の楽しい旅行。私もご一緒させていただいている気持ちです。
そして私の失敗も加わっていたかも。 良くあることです。ホント夫と一緒だったら叱られっぱなしです。 友達は良いですね。 綺麗な富士山、オルゴール館、そして辻が花。美しいものばっかり。 有難うございました。
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野の花
at 2014-07-04 21:54
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箱根、富士五湖周辺には 個性的な美術館が
数えきれないほど、 温泉もさることながら 数ある美術館も 観光客を惹きつける要素でしょうね。 富士山の雲隠れが残念でしたが これだけの美術館を観て回れたのですから 収穫は大きかったですよ、ポッチーさん。 それにしても、皆さんお元気ですね。
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pocchi-8 at 2014-07-04 22:17
★小肥りさま
あれれ、プラス作り話ですか。 まいったなぁ。 駅員さんには平身低頭で謝ってきました。 その時ふと思ったのは、対応がすべて迅速で手馴れていた のは「こんなこと、よく起こることなのかも」でした(笑)。 宝石博物館も? 気づかないまま帰ってきました。 気づかないでかえってヨカッタかも。 またまたお買い物にみんな走ったことでしょうから(笑)。
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pocchi-8 at 2014-07-04 22:23
★カコさま
これが夫婦だったら当然のことながらケンカへと 発展したことでしょう(笑)。 せっかくの温泉で、互いに口もきかず・・・。 仲間内のアクシデントでよかったです(笑)。 久保田一竹美術館の着物はすべてむき出しで展示してあるので 触りさえしなければ、目を数センチまで近づけて鑑賞できます。 これがまたいいのよねぇ。 プラン作りはネットを駆使して、自分達で作りました。 ちょっと欲張りすぎの日程でしたねぇ。 年齢を考えて、次回はもっとゆったりコースでと反省中(笑)。
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pocchi-8 at 2014-07-04 22:26
★norico268 さま
美術館ではみんなしっかり鑑賞していましたが、 一歩外に出るとお喋り、お喋り(笑)。 そして、ちょっと時間があるとお買い物、お買い物(笑)。 あまり、というより殆ど周りの風景は見ないまま帰ってきた ような気がします(笑)。 この元気さ! これも長生きのヒケツですね。
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pocchi-8 at 2014-07-04 22:31
★野の花さま
箱根、河口湖にはほんとに美術館がいっぱいありますね。 それも、次回また来たいなと思ってしまうステキな美術館ばかり。 箱根では巨大ホテルに宿泊しましたが、 これが良くなかった。 朝のバイキングになが~い行列ができ、 食べ始めるまでに20分もかかってしまいました。 翌日の河口湖は小さなホテルでしたが、 これが対応といい、お料理といい、とても良かった。 ネットで探して大当たりでした。
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pocchi-8 at 2014-07-05 15:31
★小肥りさま
人生の荒波をくぐりぬけてきたからこそ出てくる作り話なんて いいじゃありませんか。 人生、こうでなくっちゃ(笑)。 久しぶりの震度4。 着替えの真っ最中でありました(笑)。 そのまま玄関に走りました(笑)。
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